【廃れさせてはならない】日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組を紹介

【廃れさせてはならない】日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組を紹介

【廃れさせてはならない】日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組を紹介

みなさんこんにちは、jです。

 

突然ですが、みなさんは今音楽ジャンルで何が主流かと聞かれたらなんと答えますか?

 

ポップス!、邦楽ロック!K-POP!

そう答える方が多いのではないでしょうか。

 

最近では鬼滅の刃が大流行し、ポップスがさらに賑わいつつあります。

 

時代とともに流行するジャンルがある反面、あまり聴かれず廃れつつあるジャンルも多々存在します。

その中の1つが今回ご紹介するフュージョンというジャンルです。

 

良曲が多いのにも関わらず今人気がない理由とは何か。

 

この記事ではフュージョンが廃れつつある理由と、人気を復活させるため日本が世界に誇るフュージョンアーティストを5組紹介していきます。

 

本記事の主な内容

・フュージョンとはどんなジャンルなのか

・フュージョンが廃れつつある理由とは

・おすすめフュージョンアーティストの紹介

 

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フュージョンとは

フュージョン(jazz fusion)とは1970年代半ばに発生した音楽ジャンルの1つです。

 

・ロック

・ラテン

・ジャズ

をベースとし、時には電子音やクラシックなども取り入れて構成される音楽ジャンルです。

 

ジャズの派生ともいわれているフュージョン。

これから紹介する楽曲を聴くと納得する部分も多々見えてきます。

 

もともとは海外で発生したジャンルで、日本でブームが起きたのは70年代~85年代。

 

フュージョンはロックやアイドルに負けないほどの人気を誇り、日本では一大ブームとなっていました。

 

フュージョンは今廃れかけている2つの理由

一大ブームを起こしたフュージョン。

しかし、今やフュージョンというジャンルは廃れつつあります。

 

え、一大ブームを起こしたのに何で?

 

約30年という長いようで短い期間に何が起こったのか。

 

ここではフュージョンが廃れつつある理由を2つまとめていきます。

 

他ジャンルの進化

1つはフュージョンを勝る人気ジャンルが増えたということです。

 

今でいえばロックを始め以下のジャンルが主に流行しています。

・アイドル

・洋楽(ポップスやEDM)

・K-POP

・ボカロ

 

ジャンルを聴いただけでも

あの曲が有名だね!

と連想ができますよね。

 

フュージョンにもそういった連想が可能なところもあります。

しかし、正直今の音楽は独自性・印象性が強く、劣ってしまいます。

 

今フュージョンで生き残るためには、圧倒的なスキルと独自性が必要になってきます。

 

”歌がない”楽曲が多い

もう1つはフュージョンには歌がない楽曲が多いということです。

 

歌がない楽曲をインストゥルメンタルと言いいます。

 

例えばCASIOPEAの1曲「TAKE ME(テイク・ミー)」。

(↑リンクから軽く視聴できます)

 

テイク・ミーはCASIOPEAの代表作「Mint Jams」に収録されている1曲。

スローテンポで朝に聴きたい、優しい雰囲気が感じられます。

 

30秒ほどでしたが、いかがでしたでしょうか。

おそらく多くの方、特に若い世代の方々には少し物足りないと感じるのではないでしょうか。

 

物足りないと感じるのは、ずばり歌がないからです。

 

今の音楽にはほとんど歌がついており、インストゥルメンタルはほぼありません。

 

中にはフュージョンでも歌を歌いながら演奏しているアーティストもいます。

しかし、それでもフュージョンというジャンル以外であまり名前は広まっていません。

 

今の時代、歌がないアーティストはやっていけないのでしょうか?

 

< インストゥルメンタルのおすすめバンド↓ >

 

フュージョンの再ブームが来るかも

じゃあ、廃れる一方なの?

いえ、再ブームはいつ起こるか分かりませんよ!

 

廃れつつあっても、急に再ブームすることは多々あります。

 

最近でいえば

・バブリーダンス

・フィルムカメラ

・昭和ポップス

などが良い例です。

 

よくテレビやネットで見かけますよね。

 

フィルムカメラを例にして言えば、今フィルムカメラが人気の理由は

・写真の写り具合がエモい

・少し手間がかかる

という2点です。

 

特に何がきっかけでという大きな原因はなく、今昭和から平成初期にかけて流行したものに注目が集まっています。

 

その点、フュージョンはがっちり当てはまり、かつ今の音楽に負けない”演奏スキル”と”曲構成の独自性”があります。

 

フュージョンの再ブームは意外と遠くないのかもしれませんね。

 

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日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組

フュージョンの再ブームが起こると信じて、あらかじめアーティストを知っておきましょう。

 

ここでは日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組を紹介していきます。

 

今回ご紹介するアーティストは以下の5組です。

おすすめフュージョンアーティスト5組

・CASIOPEA
・T-SQUARE
・高中正義
・角松敏生
・渡辺香津美

 

先にお伝えしますが、今回ご紹介するアーティストは全員一流のアーティストです。

 

世界でも活躍してきたアーティストばかり。

聴いて絶対に損はないので、ぜひ聴いてみてください!

 

CASIOPEA


CASIOPEA 3rd 「ASAYAKE」

 

1977年結成の4人組フュージョンバンド、CASIOPEA(読み方:カシオペア)

 

結成からメンバーの入れ替わり等があり、現在はCASIOPEA 3rdという名で第3期として活動しています。

 

ここでは結成当時の第1期メンバーをご紹介。

・Gt.野呂一生

・Ba.櫻井哲夫

・Key.向谷実

・Dr.神保彰

 

日本でフュージョンブームを巻き起こしたのは間違いなくCASIOPEA。

人気は日本だけに収まらず、世界でも起こり、ワールドツアーも行っています。

 

その決め手となった楽曲が「ASAYAKE」です。

 

彼らの楽曲は今までの”バンドという型”を覆すスタイル。

全員が主としてメロディーを引くことができ、かつリズム・バッキングとしても参加できる。

 

今のバンドには不可能に近い高度な技術を持っています。

 

親しみやすいメロディーとノリを構成しながらも高等なテクニックを見せつける実力。

 

彼らのキャッチコピー

「スリル・スピード・スーパーテクニック」

Profile of casiopea web

を見事に再現した、日本が誇るアーティストです。

 

T-SQUARE


TRUTH (LIVE) T-SQUARE

 

日本が世界に誇るインストゥルメンタルアーティスト、T-SQUARE(読み方:ティー・スクエア)

 

1988年まではTHE SQUAREとして活動してましたが、その後今のT-SQUAREと改名しました。

 

1976年に結成した

・Gt.安藤正容

・Sax.伊東たけし

・Key.河野啓三

・Dr.坂東慧

から構成される4人組フュージョン・インストゥルメンタルバンドです。

 

バンドという形の中でサックスを混ぜ、メロディーとして奏でるという形態は昔では珍しく、興味惹かれた方も多いのではないでしょうか。

 

彼らもまた世界に名を轟かせたアーティスト。

その傑作が「TRUTH」。

 

TRUTHはF1のイメージソングであり、一度は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

今ではF1のみならず疾走感ある時に流されている場合多々。

時代が変われど愛され続ける名曲中の名曲です。

 

生音に近いサウンドを昔から考え提供しているT-SQUARE。

今もなお活動を続ける、忘れてはならないフュージョンアーティストです。

 

高中正義


www.youtube.com

 

日本を代表するギタリスト、高中正義(読み方:たかなかまさよし)。

 

彼のすごさは口や言葉で表現できない、以下のスキルが特徴です。

・美的音楽センス

・高等なテクニカル演奏技術

 

高中正義の代表作といえば、間違いなく「Blue Lagoon」でしょう。

(上動画の27:55から聴けます。)

 

夏といえば高中、高中といえば夏。

そんな言葉が実際にあり、高中正義の楽曲を聴くと夏が待ち遠しくなります。

 

夏を感じたいのであれば、私は高中正義のアルバム「JOLLY JIVE」を強くお勧めします。

・BLUE LAGOON

・TAJ MAHAL

・パラレル・ターン

など、高中正義を代表する夏全開の楽曲が揃っています。

 

高中正義を聴いていた方も初めて聴いた方も受け入れられる抜群のメロディーセンスを味わってみてください。

 

角松敏生

ギター・歌ともに日本を代表するフュージョンアーティスト、角松敏生(読み方:かどまつとしき)

 

1981年にデビューして以来、数多くの楽曲とプロデュースを手掛け幅広い年代に親しまれているアーティストです。

 

プロデュースを手掛けたという部分であれば杏里の「悲しみがとまらない」は特に有名です。

今の若い世代でも聴いたことのある部分があるのではないでしょうか。

 

また、角松敏生自身の楽曲であれば「SEA LINE」は外せない人気曲です。

(↑リンクから軽く視聴できます)

 

最近では歌とギターを両立していますが、少し前まではギターがメインのインストゥルメンタルアーティストでした。

その時代の代表的な作品です。

 

なめらかなメロディーラインと箇所箇所に散りばめられたキレのあるピッキング。

フュージョンはジャズの派生であるため、”間”の取り方で曲の良し悪しが分かれてきます。

 

SEA LINEは繊細な間の取り方で聴き手を魅了できる恐ろしい力を秘めています。

角松敏生の溢れ出る楽曲センスはこれからも重宝されるべきものです。

 

渡辺香津美 

日本が誇るトップクラスのジャズギタリスト、渡辺香津美(わたなべかずみ)

 

今となっては世界に名を残すトップジャズギタリストですが、もとはCASIOPEAやT-SQUAREと同じフュージョンアーティストの部類。

 

中でも彼の代表曲といえばアルバム「TO CHI KA」に収録されている「ユニコーン」でしょう。

 

フュージョンらしいサウンド作りとメロディーライン。

なぜかフュージョンアーティストのギターサウンドでどこか似ているんですよね。

 

ディストーションとコンプレッサーをうまく組み合わせた、歪んでいるけど耳障りのない音質。

渡辺香津美の音は”カズミサウンド”と呼ばれており、この音を作ること自体も相当な技術です。

 

今の40~50代の方で知らない方はいないぐらい特に有名なアーティスト。

その楽曲センスをぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。

 

終わりに

今回は以下5組をご紹介しました。

・CASIOPEA

・T-SQUARE

・高中正義

・角松敏生

・渡辺香津美

1970年代半ばから流行したフュージョン。

 

彼らの作るサウンドは今の音楽の土台となった存在といっても過言ではありません。

そのぐらいクオリティ・スキルの高い楽曲が出揃っています。

 

今回紹介したアーティスト以外にもフュージョンアーティストは数多くいらっしゃいます。

気に入った方はぜひ漁って聴いてみてはいかがでしょうか。

 

以上、日本が世界に誇るおすすめフュージョンアーティスト5組の紹介でした!

 

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